燃焼に関する基礎理論
主要項目
■ 燃焼の定義・原理
■ 燃焼の仕方
■ 危険物の物性
■ 燃焼範囲(爆発範囲)
■ その他の特性
■危険物の物性
危険物の物性
①引火点(引火温度)
液体が、空気中で点火したときに燃焼するのに充分な濃度の蒸気を液面上に発生させる最低の液温のことを引火点(引火温度)という。
ポイント!
液面付近の蒸気濃度が、ちょうどその蒸気の燃焼範囲(爆発範囲)の下限界に達したときの液温を引火点といいます。
この知識は、第四類の引火性液体を扱う際に、非常に重要となります。
下記の引火点の(例)は暗記しておきましょう。
特に、ジエチルエーテルは、第四類の中で最も引火点(-45℃)が低く、試験では頻出です。
主な危険物の引火点(例)
ジエチルエーテル:-45℃
ガソリン:-40℃以下
アセトアルデヒド:-39℃
灯油:40℃以上
主要項目
■ 燃焼の定義・原理
■ 燃焼の仕方
■ 危険物の物性
■ 燃焼範囲(爆発範囲)
■ その他の特性
■危険物の物性
危険物の物性
①引火点(引火温度)
液体が、空気中で点火したときに燃焼するのに充分な濃度の蒸気を液面上に発生させる最低の液温のことを引火点(引火温度)という。
ポイント!
液面付近の蒸気濃度が、ちょうどその蒸気の燃焼範囲(爆発範囲)の下限界に達したときの液温を引火点といいます。
この知識は、第四類の引火性液体を扱う際に、非常に重要となります。
下記の引火点の(例)は暗記しておきましょう。
特に、ジエチルエーテルは、第四類の中で最も引火点(-45℃)が低く、試験では頻出です。
主な危険物の引火点(例)
ジエチルエーテル:-45℃
ガソリン:-40℃以下
アセトアルデヒド:-39℃
灯油:40℃以上
ポイント!
燃焼範囲の下限界(引火点)が低く、燃焼範囲が広いほど危険性は高くなります。
この点は、危険物の品名ごとに危険性の評価、判断をする上で、非常に重要となります。
次の「■ 燃焼範囲(爆発範囲)」の項目を参照してください。
②発火点(着火温度)
空気中で可燃性物質を加熱した場合、これに点火源を近づけなくとも発火し燃焼を開始する最低の温度を発火点(着火温度)という。
ポイント!
下記の発火点の(例)は暗記しておきましょう。
特に、二硫化炭素は、第四類の中で最も発火点(90℃)が低く、試験では頻出です。
主な危険物の発火点(着火温度)(例)
黄リン:50℃
二硫化炭素:90℃
灯油:220℃
ガソリン:300℃
ポイント!
燃焼範囲の下限界(引火点)が低く、燃焼範囲が広いほど危険性は高くなります。
この点は、危険物の品名ごとに危険性の評価、判断をする上で、非常に重要となります。
次の「■ 燃焼範囲(爆発範囲)」の項目を参照してください。
②発火点(着火温度)
空気中で可燃性物質を加熱した場合、これに点火源を近づけなくとも発火し燃焼を開始する最低の温度を発火点(着火温度)という。
ポイント!
下記の発火点の(例)は暗記しておきましょう。
特に、二硫化炭素は、第四類の中で最も発火点(90℃)が低く、試験では頻出です。
主な危険物の発火点(着火温度)(例)
黄リン:50℃
二硫化炭素:90℃
灯油:220℃
ガソリン:300℃
★ 次のような問題が出題されます。★
引火点に関しては、次のような形で出題されることがあります。
【問題】
引火点についての説明として、次のうち正しいものはどれか。
(1)可燃性液体の蒸気の発生量が、燃焼範囲の上限値に達したときの温度をいう。
(2)可燃物から可燃性蒸気を発生させるために必要とする熱源の最低温度をいう。
(3)可燃物から蒸気が発生しはじめたときの最低の温度いう。
(4)可燃性液体が空気中で点火したときに燃え出すのに十分な濃度の蒸気を液面上に発生する最低の液温をいう。
(5)可燃性液体が燃焼しているときの液体の温度をいう。
【解答】
(4)
【解説】
可燃性液体の燃焼の難易度はその引火点で決められる。
引火点とは、可燃性液体が、空気中で点火したときに燃え出すのに十分な濃度の蒸気を液面上に発生する最低の液温をいう。