基礎的な化学
主要項目
■ 物質の変化と種類
■ 元素・原子・分子
■ 化学の基本法則
■ 熱化学
■ 溶液
■ 酸・塩基・塩、酸化と還元
■ 金属と非金属
■ 有機化合物
■溶液
溶液
溶解:液体に他の物質が溶け、均一な液体になること
溶液:溶解によって得られる均一な液体
溶媒:溶かしている液体
溶質:溶けている物資(固体、液体、気体)
溶媒が水である溶液を特に水溶液という。
【溶解度】
溶媒100グラム中に溶解している溶質の最大量のグラム数を、その溶質のその温度における溶解度という。
ある溶媒に、溶質がその溶解度まで溶けている溶液を飽和溶液といい、溶解度に達していない溶液を不飽和溶液という。
[例]
食塩は20℃では100gの水に35.9gしか溶けないので、20℃における食塩の水に対する溶解度は35.9である。
この場合、飽和状態にあり、飽和溶液という。
【濃度】
溶液に対する溶質の割合を溶液の濃度という。
①百分率濃度(パーセント濃度)
溶液100gの中に含まれる溶質のg数で表す。
重量百分率
= 溶質の重さ / 溶液の重さ × 100(wt%)
= 溶質の重さ /(溶媒の重さ + 溶質の重さ) × 100(wt%)
このほか、以下のとおり、体積百分率があり、溶液の体積に含まれる溶質の体積で表わす。
体積百分率
= 溶質の体積 / 溶液の体積 × 100(vol %)
= 溶質の体積 /(溶媒の体積 + 溶質の体積) × 100(vol %)
②体積モル濃度
溶液1L中に溶けている溶質をモル数で表した濃度をモル濃度という。
モル濃度(mol/L)
= 溶質の物質量(mol)/ 溶液の体積(L)
③質量モル濃度
溶媒1kgに溶けている溶質の物質量(mol)で表した濃度を質量モル濃度という。
(温度が変化しても値は変わらない)
質量モル濃度(mol/kg)
= 溶質の物質量(mol)/ 溶媒の質量(kg)
主要項目
■ 物質の変化と種類
■ 元素・原子・分子
■ 化学の基本法則
■ 熱化学
■ 溶液
■ 酸・塩基・塩、酸化と還元
■ 金属と非金属
■ 有機化合物
■溶液
溶液
溶解:液体に他の物質が溶け、均一な液体になること
溶液:溶解によって得られる均一な液体
溶媒:溶かしている液体
溶質:溶けている物資(固体、液体、気体)
溶媒が水である溶液を特に水溶液という。
【溶解度】
溶媒100グラム中に溶解している溶質の最大量のグラム数を、その溶質のその温度における溶解度という。
ある溶媒に、溶質がその溶解度まで溶けている溶液を飽和溶液といい、溶解度に達していない溶液を不飽和溶液という。
[例]
食塩は20℃では100gの水に35.9gしか溶けないので、20℃における食塩の水に対する溶解度は35.9である。
この場合、飽和状態にあり、飽和溶液という。
【濃度】
溶液に対する溶質の割合を溶液の濃度という。
①百分率濃度(パーセント濃度)
溶液100gの中に含まれる溶質のg数で表す。
重量百分率
= 溶質の重さ / 溶液の重さ × 100(wt%)
= 溶質の重さ /(溶媒の重さ + 溶質の重さ) × 100(wt%)
このほか、以下のとおり、体積百分率があり、溶液の体積に含まれる溶質の体積で表わす。
体積百分率
= 溶質の体積 / 溶液の体積 × 100(vol %)
= 溶質の体積 /(溶媒の体積 + 溶質の体積) × 100(vol %)
②体積モル濃度
溶液1L中に溶けている溶質をモル数で表した濃度をモル濃度という。
モル濃度(mol/L)
= 溶質の物質量(mol)/ 溶液の体積(L)
③質量モル濃度
溶媒1kgに溶けている溶質の物質量(mol)で表した濃度を質量モル濃度という。
(温度が変化しても値は変わらない)
質量モル濃度(mol/kg)
= 溶質の物質量(mol)/ 溶媒の質量(kg)
★ 次のような問題が出題されます。★
溶液に関しては、次のような形で出題されることがあります。
【問題】
溶液に関する記述について、次のうち誤っているものはどれか。
(1)溶液に対する溶質の割合を溶液の溶解度という。
(2)溶解とは、液体に他の物質が溶け、均一な液体になることをいう。
(3)溶液とは、溶解によって得られる均一な液体のことをいう。
(4)溶媒とは、物質を溶かしている液体のことをいう。
(5)溶質とは、溶けている物資(固体、液体、気体)のことをいう。
【解答】
(1)
【解説】
溶液に対する溶質の割合を溶液の濃度という。
また、溶媒100グラム中に溶解している溶質の最大量のグラム数を、その溶質のその温度における溶解度という。