基礎的な物理学
主要項目
■ 物質の状態変化
■ 気体の性質
■ 熱とその移動
■ 湿度
■ 電気と静電気
■ 湿度
主要項目
■ 物質の状態変化
■ 気体の性質
■ 熱とその移動
■ 湿度
■ 電気と静電気
■ 湿度
絶対湿度
単位体積当たりの空気中の水蒸気の質量を絶対湿度という。
一般的には、1立方メートルの乾燥空気中に含まれる水蒸気のグラム数で表す。
相対湿度
空気は温度によって、その中に含み得る水蒸気の量がそれぞれ異なる。
各温度における最大限含み得る水蒸気の何%の水蒸気を保持しているかを表したものを相対湿度という。
相対湿度 =
現在の空気中に含まれる水蒸気圧 / その温度における飽和水蒸気圧
× 100(%)
実効湿度
過去の湿度の影響が長時間残っている物体については、外界の湿度が高い場合でも、物体そのものは乾燥した状態にあることもある。
このように過去の湿度を考慮に入れた湿度を実効湿度という。
火災の発生、延焼の危険はこの実効湿度に大いに関係する。
(空気中の水分が危険物に与える影響については、第四類危険物の場合、直接の関わりはないが、実効湿度は、火災予防上重要である。)
単位体積当たりの空気中の水蒸気の質量を絶対湿度という。
一般的には、1立方メートルの乾燥空気中に含まれる水蒸気のグラム数で表す。
相対湿度
空気は温度によって、その中に含み得る水蒸気の量がそれぞれ異なる。
各温度における最大限含み得る水蒸気の何%の水蒸気を保持しているかを表したものを相対湿度という。
相対湿度 =
現在の空気中に含まれる水蒸気圧 / その温度における飽和水蒸気圧
× 100(%)
実効湿度
過去の湿度の影響が長時間残っている物体については、外界の湿度が高い場合でも、物体そのものは乾燥した状態にあることもある。
このように過去の湿度を考慮に入れた湿度を実効湿度という。
火災の発生、延焼の危険はこの実効湿度に大いに関係する。
(空気中の水分が危険物に与える影響については、第四類危険物の場合、直接の関わりはないが、実効湿度は、火災予防上重要である。)
ポイント!
静電気の発生を少なくする方法として、「湿度を上昇させる」方法などがあります。
室内の湿度を約75%以上に上げると、静電気は物体表面の水分を通して漏洩し、その蓄積を防止することができます。
ポイント!
静電気の発生を少なくする方法として、「湿度を上昇させる」方法などがあります。
室内の湿度を約75%以上に上げると、静電気は物体表面の水分を通して漏洩し、その蓄積を防止することができます。
★ 次のような問題が出題されます。★
湿度が低くなると乾燥し物が燃えやすく、静電気が蓄積されやすくなることから、火災の危険性は増大します。
反対に、湿度が高くなれば、火災の危険性は低くなります。
湿度に関しては、次のような形で出題されることがあります。
【問題】
湿度について、次のうち誤っているものはどれか。
(1)気温が上昇すると、飽和水蒸気量の値は減少する。
(2)過去の湿度を考慮に入れた湿度を実効湿度といい、火災の発生、延焼の危険は実効湿度に関係する。
(3)空気に最大限含み得る水蒸気のうちの何%を含んでいるかを表すものを相対湿度という。
(4)湿度が高ければ火災発生の危険性は低く、低ければ火災の危険性は高い。
(5)単位体積の空気中の水蒸気の質量を絶対湿度という。
【解答】
(1)
【解説】
気温が上昇すると、飽和水蒸気量の値は増加する。