基礎的な化学
主要項目
■ 物質の変化と種類
■ 元素・原子・分子
■ 化学の基本法則
■ 熱化学
■ 溶液
■ 酸・塩基・塩、酸化と還元
■ 金属と非金属
■ 有機化合物
■有機化合物
有機化合物
炭素を主成分とし、水素・酸素などを含む化合物を一般に有機化合物といい、これらの3元素のほかに窒素・硫黄・リンなどの元素も含まれることがある。
但し、一酸化炭素、二酸化炭素や炭酸塩等は除く。
なお、第四類危険物は有機化合物である。
有機化合物の特性
① 炭素(C)の化合物で、その成分元素は、炭素のほかに主に、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)等であり、一般に可燃性である。
② 一般に空気中で燃えて二酸化炭素(CO2)と水(H2O)とを生じる。
③ 一般に水に溶けにくく、アルコール、アセトン、ジエチルエーテルなどの有機溶媒によく溶ける。
④ 一般に融点及び沸点の低いものが多い。
⑤ 多くは非電解質である。(電解質:イオンにより電流を導く物質)
⑥ 一般に無機化合物に比較して分子量が大きい。
⑦ 結合の仕方の相違から組成が同じであっても、性質の異なる異性体が存在する。
⑧ 一般に反応速度は遅く、またその反応機構は複雑である。
主要項目
■ 物質の変化と種類
■ 元素・原子・分子
■ 化学の基本法則
■ 熱化学
■ 溶液
■ 酸・塩基・塩、酸化と還元
■ 金属と非金属
■ 有機化合物
■有機化合物
有機化合物
炭素を主成分とし、水素・酸素などを含む化合物を一般に有機化合物といい、これらの3元素のほかに窒素・硫黄・リンなどの元素も含まれることがある。
但し、一酸化炭素、二酸化炭素や炭酸塩等は除く。
なお、第四類危険物は有機化合物である。
有機化合物の特性
① 炭素(C)の化合物で、その成分元素は、炭素のほかに主に、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)等であり、一般に可燃性である。
② 一般に空気中で燃えて二酸化炭素(CO2)と水(H2O)とを生じる。
③ 一般に水に溶けにくく、アルコール、アセトン、ジエチルエーテルなどの有機溶媒によく溶ける。
④ 一般に融点及び沸点の低いものが多い。
⑤ 多くは非電解質である。(電解質:イオンにより電流を導く物質)
⑥ 一般に無機化合物に比較して分子量が大きい。
⑦ 結合の仕方の相違から組成が同じであっても、性質の異なる異性体が存在する。
⑧ 一般に反応速度は遅く、またその反応機構は複雑である。
★ 次のような問題が出題されます。★
有機化合物に関しては、次のような形で出題されることがあります。
【問題】
有機化合物の燃焼に関する一般的な説明として、次のうち誤っているものはどれか。
(1)空気中で燃焼すると、二酸化炭素と水を生じる。
(2)蒸発又は分解して発生するガスが炎を上げて燃えることが多い。
(3)不完全燃焼すると、二酸化炭素が発生する。
(4)空気の量が少ない場合、発生するすすの量が多くなる。
(5)分子中の炭素の量が多いと、発生するすすの量も多くなる。
【解答】
(3)
【解説】
物質の燃焼には、十分な酸素と一定の温度が必要であるが、これらの条件が満たされず、酸化反応である、いわゆる燃焼が最後まで完結せずに反応途中の中間生成物である一酸化炭素などが発生している状態を不完全燃焼という。